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【変動?固定?】住宅ローンの選び方完全ガイド|後悔しない金利タイプの見極め方 【変動?固定?】住宅ローンの選び方完全ガイド|後悔しない金利タイプの見極め方

電卓と住宅ローン契約書、コーヒーカップ、ノートPCが置かれた木の机(自然光)

「変動か固定か」それが住宅ローン最大の悩み

マイホーム購入で多くの方が直面する悩み。それが「住宅ローンは変動金利にすべきか?固定金利にすべきか?」という問題です。

どちらの金利タイプもメリット・デメリットがあり、家計状況や将来設計によって選ぶべきタイプは異なります。この記事では、それぞれの違いや向いている人の特徴、金利差の具体例まで詳しく解説します。

そもそも「変動金利」と「固定金利」の違いとは?

■ 変動金利型ローンとは

変動金利型とは、定期的(通常6か月ごと)に金利が見直される住宅ローンです。金利が下がれば返済額も減りますが、上がれば負担も増える可能性があります。

  • メリット:金利が安く、毎月の支払額が少なめ
  • デメリット:将来の金利上昇リスクがある

■ 固定金利型ローンとは

固定金利とは、借入時の金利が返済終了まで変わらない住宅ローンです。借入時に返済額が確定し、金利上昇の影響を受けません。

  • メリット:金利上昇の不安がなく、計画が立てやすい
  • デメリット:初期金利が高め

金利の違いで月々の返済額はどのくらい変わる?

例として、3,000万円を35年ローンで借りた場合の返済額をシミュレーションしてみましょう。(元利均等返済・ボーナス払いなし)

金利タイプ金利毎月の返済額総返済額
変動金利0.475%約76,000円約3,190万円
固定金利(フラット35)1.80%約93,000円約3,910万円

金利差が1.3%あるだけで、毎月17,000円・総額で700万円以上の差になることがわかります。

どっちを選ぶ?向いている人のタイプ別まとめ

変動金利が向いている人

  • 収入にゆとりがあり、多少の支払増加にも耐えられる
  • ローン期間が短く、早期完済を計画している
  • 将来的に金利が大きく上がるとは考えていない

固定金利が向いている人

  • 家計の支出を長期で安定させたい
  • 金利上昇が不安・将来の予測がつきにくい
  • 長期間にわたってローンを組む(30年以上)

「全期間固定」vs「固定期間選択型」も知っておこう

固定金利にはさらに「全期間固定型」と「固定期間選択型(金利固定期間型)」があります。

■ 全期間固定

  • 借入当初から完済まで金利が固定
  • 代表的商品:フラット35

■ 固定期間選択型

  • 一定期間(金利は3年・5年・10年など)は固定
  • 期間終了後は変動 or 再度固定を選ぶ

固定期間終了後に金利が大きく変わる可能性があるため、「固定期間終了後どうするか」のプランを立てることが重要です。

失敗しない金利選びの3つのポイント

  1. 返済シミュレーションを複数金利で比較する
  2. 将来の収入変化・家族構成も加味する
  3. 金利が上がった場合のシナリオも想定しておく

住宅ローン選びは「金利」だけでなく「手数料」や「保障」も比較を

金利が安くても、事務手数料が高額だったり、繰上返済に制限があるローンもあります。また、団体信用生命保険の保障内容(がん保障付きなど)も商品によって異なります。

金利+コスト+保障で総合的に比較することが大切です。

まとめ:変動か固定かは「家計と価値観」で決める

どちらが“正解”というものではありません。大切なのは、自分と家族にとって無理のない返済計画が立てられるかです。

住宅ローンの選択肢は年々増えており、専門家のアドバイスを受けることで「安心して選べた」という声も多くいただきます。

迷ったときは、変動金利と固定金利の返済額の差額を“将来に備える積立”とする考え方もあります。ライフプランに合った選び方をサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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