【安心は続く?】住宅購入後に受けられる保証とアフターサービスを徹底解説 

はじめに:住宅購入後も安心して暮らすために
マイホームを購入した後、「もしも欠陥が見つかったらどうしよう?」「設備が壊れた場合の保証はある?」といった不安を感じる方は多いはず。
そこで重要なのが、住宅購入後に受けられる「保証」と「アフターサービス」です。
この記事では、新築・中古住宅それぞれにどのような保証制度があるのか、保証の範囲や期間、そして購入時に注意すべきポイントまで、わかりやすく解説します。
1. 住宅購入後に受けられる主な保証・サポート
- 住宅瑕疵担保責任保険(新築)
- メーカー・ハウスメーカーの独自保証
- 中古住宅の保証(保証付きリノベーションなど)
- アフターサービス・定期点検
2. 住宅瑕疵担保責任保険とは?(新築住宅の必須制度)
住宅瑕疵担保責任保険は、2009年に義務化された制度で、新築住宅の引き渡し後に構造耐力上主要な部分(基礎・柱・屋根など)や雨水の浸入を防止する部分(外壁・屋根など)に欠陥が見つかった場合に、10年間補修費用が保証される仕組みです。
この制度のポイント
- 対象は「新築住宅」のみ
- 売主が保険に加入(保険料は売主負担)
- 引き渡しから10年間、一定の不具合が保証される
建売住宅でも注文住宅でも、引き渡し時点でこの保険に加入しているかどうかは必ず確認しましょう。
3. ハウスメーカー独自の保証とは?
多くの大手ハウスメーカーでは、独自の長期保証制度を設けています。
たとえば…
ハウスメーカー | 初期保証 | 延長可能年数 | 特徴 |
---|---|---|---|
積水ハウス | 初期30年 | 最長60年 | 定期点検・有償メンテで延長 |
一条工務店 | 15年~ | 最長30年 | 住宅性能の高さが評判 |
住友林業 | 初期30年 | 最長60年 | 木造住宅ならではのノウハウ |
メーカーごとに内容や条件は異なるため、契約前に「保証内容の詳細資料」を請求しておくのがおすすめです。
4. アフターサービスとは?保証との違い
アフターサービスとは、入居後の定期点検や、軽微な不具合の対応などを含むサポートです。
よくあるアフターサービス内容
- 定期点検(1ヶ月、6ヶ月、1年、2年、5年、10年など)
- 設備の微調整(建具のゆがみ、ドアの締まりなど)
- 生活に関するアドバイス(換気、湿気対策など)
アフターサービスの内容も、住宅会社によって範囲・対応スピードが大きく異なるため、実際の利用者の口コミや担当営業の対応力を確認しておきましょう。
5. 中古住宅に保証はある?
「中古住宅は保証がない」と思われがちですが、最近は「保証付きの中古物件」も増えています。
主な例
- 既存住宅売買瑕疵保険:一定の条件を満たせば、構造や雨漏りに対する1〜5年の保証
- リノベ済み保証住宅:不動産会社が保証を付けて販売する物件もあり
保証が付いていない中古物件を購入する場合は、第三者機関による建物調査(インスペクション)を検討すると安心です。
6. 保証を受けるときの注意点
- 定期点検やメンテナンスを怠ると保証が無効になる場合あり
- 保証書や引き渡し書類は必ず保管
- リフォームやDIYで構造をいじると保証対象外になることも
特に、有償メンテナンスを条件に保証延長される場合が多いため、将来的な費用も踏まえて確認しておきましょう。
まとめ:保証制度を理解して「後悔しないマイホーム購入」を
住宅購入は人生で最大の買い物。だからこそ、購入後の保証制度やアフターサービスまでしっかり理解しておくことが大切です。
「保証内容がよくわからない」「中古住宅の保証が不安」
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