マイホームの購入スケジュール

結婚や出産、昇進などライフイベントの変化をきっかけとしてマイホームを購入しようと思っている方は、受託購入までの段取りを確認しておきましょう!この記事では住宅購入の流れから、入居までに必要な期間、お金が必要になるタイミングについて説明します!
住宅購入の7ステップ!
「注文住宅」「分譲戸建・マンション」「中古住宅」によって住宅購入までのステップや期間はかなり異なります。一般的な住宅購入の流れは次の通りです。
- 物件情報を収集する
- 住宅ローンの必要書類を用意&事前審査
- 売買契約の締結
- 住宅ローンの本申し込み
- 物件内覧と状態チェック
- 物件の引き渡し
- 引っ越し
1.物件情報を収集する
どんな家に住みたいのか、どんな地域がよいのかなどのイメージを固めていき、条件が整った物件がないか広告やポータルサイトなどを使って情報を集めていきましょう。
物件はどれも魅力的に見えるため、自分たちにとって譲れない条件(駅近、ショッピングモール近く、線路から離れているなど)は何かを決めておくことがおすすめです。
また、資金計画を立てて「今準備出来る資金はいくらか」「月々のローン支払いはいくらまでなら無理なくできるか」などを考えておくことが大事です。支払いはローンの利子や子供の教育資金などさまざまありますので、ファイナンシャルプランナーなどに相談することもオススメです。
気になる物件を見つけたら内見の連絡をして、現地に足を運びましょう。現地をしっかりとみることで近くにあるものや周りの音、ご近所の雰囲気などを確認することができます。
2.住宅ローンの必要書類を用意&事前審査
マイホームを購入場合は多くの方が銀行や住宅金融支援機構のフラット35などを利用することになります。令和2年データでは住宅を購入する際に。注文住宅なら約80%、分譲や戸建・マンションでは約68%、分譲マンションでは約63%の方がローンを利用しています。
住宅ローンを利用する場合は本人確認の書類や収入の確認用書類など必要なものがあります。まずは金融機関の事前審査を受けるようにしましょう。
3.売買契約の締結
住宅を購入する際には、売買契約を締結する不動産会社から重要事項説明を受ける必要があります。重要事項説明は売買契約よりも前の日に受けることがほとんどですが、同日に実施することもできます。物件の売買契約を締結するにあたって必要なものは
- 本人の実印
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)
- 物件価格に応じた金額の収入印紙
- 手付金
その他必要なものが不動産会社に確認をしてください。
手付金は住宅購入には必要なもので、売買契約が成立した証拠とするために支払う必要があります。
相場は物件価格の5~10%が一般的で、一括で支払いを行います。
4.住宅ローン本申し込み
売買契約の締結後、住宅ローンを申し込む方は金融機関の本審査を受ける必要があります。住宅ローンの本審査では、ローンを組む人の年収や、勤続年数、借り入れ状況、健康状態、現在の年齢や支払い終了時の年齢などが評価されます。事前審査が問題なく通っていれば基本的にはローン申し込みができないということはないと思います。
5.物件内覧を行い、状態のチェック
物件を引き渡してもらう前に、住宅の状態をチェックするための内覧が開催されます。注文住宅の場合は、「当初のイメージに合っているか」、「契約通りの施工がされているか」の確認を行いましょう。
戸建の購入の場合は建ててから数か月経っていたり、いろいろな人が内見に訪れることで汚れや傷があったりして、修正が必要になる場合もあります。また、エアコンの設置など付帯工事の相談をすることもできます。
6.物件の引き渡し
内覧チェックで問題がなければ、手付金以外の残金の決済を行います。住宅ローンを申し込んだ場合は金融機関と金銭消費賃貸契約(金消契約・きんしょうけいやくと略される)を締結する必要があります。
残金決済の際に、購入した物件の所有権移転登記や住宅ローンの抵当権設定登記の手続きも済ませるケースが一般的です。残金決済の手続きが無事に完了したら、不動産会社から新居のカギを受け取り、物件の引き渡しを受けます。
付帯工事などを依頼した場合は、引き渡し後にも施工のため業者さんが出入りすることもあります。その場合は本鍵ではなく工事用の鍵を受け取り、工事完了後に本鍵を受け取ります。
7.引っ越し
物件の引き渡しが終わったらいつでも引っ越しをすることができます。引っ越し業者などを手配して荷物の運び込みをしましょう。
物件購入時にもらった間取り図などを使って家具の配置をイメージしておくとよいです。
また、現在住んでいるところの退去手続きや電気ガス水道の契約解除(引っ越し手続き)、新居側のライフライン契約、インターネット契約なども忘れずに行っておきましょう。
付帯工事等で業者さんが出入り、作業する場合は荷物を運び込めない場合もありますので、業者さんに確認をしておきましょう。
入居までにかかる期間は?
契約から住宅入居までにかかる期間は「注文住宅」「分譲戸建」「分譲マンション」「中古住宅」などの物件種別によって異なります。たとえば注文住宅は建築機関があるので物件の引き渡しまで時間がかかります。
入居までの期間目安 | |
注文住宅 | 半年~8か月 |
分譲戸建て住宅 | 最短1ヶ月~ |
分譲マンション | 建物完成の時期によって異なる |
中古住宅 | 1~2ヶ月 |
注文住宅は半年から8か月
注文住宅の場合は仮契約の締結後に設備や間取り決め、インテリア仕様を細かく決めていき、理想の住まいを実現するために時間をかけて打ち合わせをしていきます。
また、本契約後から工事が始まります。そのため、建築の程度にもよりますが、半年から8か月程度の時間がかかります。
分譲住宅は最短1ヶ月~
分譲戸建ての場合は建物が完成しているため、購入から最短で1ヶ月程度で入居することができます。住宅ローンの手続きや残金決済の完了後、トラブルがなければ即入居が可能です。
ただし、1ヶ月での入居はかなりタイトなので2ヶ月を目安にしておくとよいと思います。
分譲マンションの場合は建物が完成しているかどうかで入居時期が大きく異なります。
完成時期から最短で1ヶ月、建築中であればその間に契約等を進めることができるので、早めることができるかもしれません。不動産業者に確認をして入居時期を明確にしておきましょう。
中古住宅は1ヶ月~2ヶ月
分譲戸建て住宅の場合と同じく中古住宅もすでに建物が存在しているため、購入から最短で1ヶ月で物件の引き渡しを受けられます。ただし、元々住んでいる人がいる物件を購入した場合には入居者の引っ越しを待つ必要があるため、引き渡しまで時間がかかる場合もあります。
リフォームは物件の引き渡し後に実施するのが一般的です。
中古住宅の場合は「マリアージュ賃貸」という選択肢もあります。
マリアージュ賃貸。 借りたら買える家
お金がかかるタイミングは?
住宅ローンを組む場合もそうでない場合もお金がかかるタイミングは1回ではありません。また、「注文住宅」「分譲戸建・マンション」でも異なります。
分譲戸建・マンション・中古住宅
売買契約時
費用目安 | |
手付金 | 200~400万円 |
印紙代 | 1万円 |
購入時
費用目安 | |
仲介手数料 | 0円~126万円 だいしん不動さんなら63万円! |
不動産取得税 | 0円~固定資産税評価額の3% |
登録免許税 | 固定資産税評価額の0.1%~2% |
登記代行依頼料 | 10万円前後 |
住宅ローン利用時
費用目安 | |
印紙代 | 2~4万円 |
登録免許税 | 借入額の0.1~0.4% |
登記代行依頼料 | 4~8万円 |
ローン手数料 | 3~5万円 |
ローン保証料 | 借入額の0.5~2% |
物件調査料 | 6~8万円 |
火災保険料 | 契約内容によって異なる |
※費用目安は土地と建物で4,000万円の場合
注文住宅
土地契約時
費用目安 | |
手付金 | 75万円~150万円 |
仲介手数料半金 | 0円~25.5万円 だいしん不動さんなら0万円! |
売買契約印紙代金 | 5,000円前後 |
土地決済時
費用目安 | |
土地代金 | 1,425万円~1350万円 土地代金から手付金を引いた額 |
仲介手数料残金 | 0万円~25.5万円 だいしん不動さんなら25万円! |
所有権移転登記費用 | 土地評価額の1.5% |
司法書士手数料 | 10万円前後 |
固定資産税の日割り分 | 引き渡し時期による |
注文住宅契約時
費用目安 | |
契約金 | 250万円 |
工事請負契約印紙代金 | 1万円 |
着工時
費用目安 | |
着工時金 | 750万円 |
地鎮祭費用 | 2~3万円 |
建築確認申請費用 | 20~50万円 |
地盤調査費用 | 15~30万円 |
住宅性能評価取得費用 | 20~30万円 |
上棟(中間)時
費用目安 | |
上棟時金 | 1,000万円 |
引き渡し時
費用目安 | |
完成時金 | 500万円 |
登記費用 | 10~15万円 |
住宅ローン利用時
費用目安 | |
印紙代 | 2~4万円 |
登録免許税 | 借入額の0.1~0.4% |
登記代行依頼料 | 4~8万円 |
ローン手数料 | 3~5万円 |
ローン保証料 | 借入額の0.5~2% |
物件調査料 | 6~8万円 |
火災保険料 | 契約内容によって異なる |
※目安費用は土地代1,500万円、建物代2,500万円
まとめ
マイホームを購入してから公開しないためには長期的な観点から物件を選んだり、購入方法を選んだりすることが大切です。目先の費用だけでなく将来の家族構成の変化や長期的なメンテナンスなどを考慮する必要があります。
購入する地域で利用することができる補助金などもありますので、住宅購入をお考えの方は情報を収集するようにしましょう!
ローンや事前に準備するお金が厳しいが戸建住宅が欲しい!という方向けに「マリアージュ賃貸」というものもあるのでご一考ください♪マリアージュ賃貸。 借りたら買える家
また、だいしん不動さんなら仲介手数料半額になる可能性があります!今気になっている物件が半額になるか気になる方はお気軽にご相談ください♪