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ちょっと待って!離松組が松本で部屋を借りるときに知っておくべき5つのこと ちょっと待って!離松組が松本で部屋を借りるときに知っておくべき5つのこと

離松組の新生活イメージ

はじめに:1年後には松本を離れる可能性のある「離松組」へ

信州大学では、1年次は松本キャンパスに通うものの、2年次以降に伊那(農学部)や上田(繊維学部)など他キャンパスに移動する学生がいます。こうした学生は通称「離松組(りまつぐみ)」と呼ばれています。

「1年だけの松本暮らし」となることが確定している中で、賃貸物件を探すのは意外と難しいもの。この記事では、そんな離松組の新入生とその保護者の方に向けて、1年間限定の部屋選びで押さえておきたい5つのポイントを解説します。

ポイント①:短期契約OKの物件かどうか

賃貸物件の多くは「2年契約」が一般的ですが、離松組は1年で退去することが前提となります。このとき重要なのが、「1年で退去しても問題ないか」「途中解約に違約金がかからないか」という点です。

契約書には「契約期間」「中途解約条項」が必ず書かれているので、内見時や申込時に確認しましょう。場合によっては「1年未満で解約すると違約金あり」や「2年以内の解約で家賃1ヶ月分の支払いが必要」といった条件があることも。

不動産会社に「離松予定です」と伝えることで、条件に合う柔軟な物件を紹介してもらえる可能性もあります。
基本的には学部を聞かれると思います。

ポイント②:家具家電付きの物件を選ぶとコスパ◎

1年間しか住まない予定であれば、家具家電付きの物件を選ぶのが経済的です。初期費用の節約になるだけでなく、退去時の処分や引っ越し費用も大幅に抑えられます。

特に冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどの大型家電は、1年使っただけで手放すのはもったいない上に、処分にもお金がかかります。

家具家電付き物件は、家賃がやや高めに設定されていることもありますが、トータルで考えるとメリットが大きいです。

ポイント③:敷金・礼金・更新料に注意

初期費用を抑えたい離松組にとって、「敷金・礼金」「更新料」は大きなチェックポイントです。

礼金は返ってこないお金なので、1年しか住まないのに1ヶ月分を支払うのはやや割高に感じられるかもしれません。また、更新料が発生する物件もあり、仮に1年住んだあと退去が遅れた場合などに負担になる可能性もあります。

できれば「礼金ゼロ」「更新料なし」の物件を選ぶと安心です。敷金に関しても、退去時の精算で戻るかどうかを確認しておきましょう。

ポイント④:家具・家電の処分、引越しの見積もりをあらかじめ考える

松本から伊那や上田へ引っ越す際、意外と費用がかかるのが家具・家電の処分と運搬です。家電リサイクル費用や運搬費用が想定以上になることもあるので、早めの見積もり・対策が必要です。

方法としては以下のような選択肢があります:

  • 家具家電付き物件を選んで最初から買わない
  • フリマアプリや後輩に譲渡して処分コストを抑える
  • 実家に送るよりも、現地で新たに揃えたほうが安いケースも

「離松前提」であるからこそ、入居時に「出るときどうするか」も見据えておくと無駄な出費を防げます。

ポイント⑤:退去連絡のタイミングと流れを知っておく

賃貸契約では「退去の1ヶ月以上前に連絡」が原則となっているケースが多いです。期日を過ぎると、次の月の家賃も発生してしまうので要注意。

特に卒業や引越しシーズンの3月は不動産会社も混み合います。引っ越し日を早めに決めて、余裕を持って退去連絡を入れるのが鉄則です。

また、退去時の立ち会い・鍵の返却・清掃などの流れも、契約時に確認しておくと後が楽になります。

まとめ:1年間でも、自分に合った快適な住まい選びを

離松組にとって、松本での一人暮らしは「たった1年」かもしれませんが、大学生活の最初の1年はとても大切な時間です。

だからこそ、無理のない契約内容、負担の少ない物件選び、そして退去まで見据えた計画が重要になります。

「離松予定なんですけど…」と不動産会社に正直に相談すれば、条件に合う物件や柔軟な対応が期待できます。ぜひ快適で気持ちよく過ごせる1年をお選びください!